Krita2.9:リソースバンドルによるブラシの追加方法
Krita2.9から、リソースバンドルファイルによるブラシ(やテクスチャなどのリソース)の追加が可能になりました。リソースバンドルを使うことで、バンドルに含まれる複数のブラシを一度にKritaに追加したり、必要なくなった場合にはまとめてブラシをアンロードしたりすることができます。
Kritaフォーラムで公開されているKrita2.9向けのリソースバンドルを例に、ブラシの追加方法を紹介します。
Wolthera's Resource Bundle Thread.(ペン入れ向けブラシセット、絵画風ブラシセットなどのリソースバンドルの)
- リソースバンドルは.bundleの拡張子のファイルです。まずは追加したいリソースバンドルのファイルをダウンロードします。
- Kritaを起動して、メニューのsettings>manage resourcesを開きます。
- Manage ResourcesのウィンドウでImport Bundle/Resourceを選択します。(注:私の環境では既にWolthera_Inking_Packのバンドルを導入済みで、Active Bundlesのところに表示されています)
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ファイルダイアログで、ダウンロードした.bundleファイルを選択します。拡張子を.bundle指定にしないと表示されません。
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…ここでManage Resourcesのウィンドウを見ても、新しく読み込んだバンドルが表示されないのでどっきりするかもしれませんが、一度Manage Resourcesのウィンドウを閉じて開き直すと新しく読み込んだバンドルも表示されるようになります。
↓(開き直した後)
- これでKritaにブラシが追加されました。
- 次回起動時からは、バンドルで読み込んだブラシに対するタグも読み込まれるので、よりブラシを選択しやすくなります。
おそらく将来のバージョンではウィンドウを開き直したりKritaを起動しなおさなくてもいいようになるのでは、と思いますが、現状の方法として参考になれば幸いです。楽しいお絵かきを!