Kritaでぐるぐるお絵かきブログ

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【海外チュートリアル動画紹介】Kritaでのドット絵ペンの作り方

youtu.be

GDquestさんの「Drawing Pixel Art in Krita」(Kritaでドット絵を描く)動画チュートリアル(英語)から、アンチエイリアシングのない、ドット絵向けのペンの作り方の部分を紹介します。

ドット絵向けペンの作り方(動画0:50あたりから)

  1. 適当なブラシ(ここではink_gpen_10)を選んでブラシ編集ダイアログを開く

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  2. 左側のブラシエンジンの設定がピクセルブラシエンジンになっていることを確認

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  3. まずは「ブラシ先端」の形状を編集。フェードの水平と垂直の値を1にして、ブラシの直径を1にします。直径を入力するときはキーボードで数字を入れるとキリのいい値に設定できます。

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  4.  シャープネスをオンにします。しきい値を最低に、強度を最高にします。これでブラシのアンチエイリアシングをなくすことができます。

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  5. タブレットを使っている場合は、流量の設定で、「ペンの設定を有効にする」のチェックを外します。これで筆圧で透明度が変わらなくなります。

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  6. 右側の領域に試し書きをしてよさそうだったら、四角部分にアイコンを描いて、プリセットに新しい名前を入力します。右側の領域の落書きをクリアするのは右下の赤いアイコンです。

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  7. 名前入力の右側にある「プリセットに保存」(新しいプリセット名の場合)もしくは「プリセットを上書き」(プリセットを更新する場合)と表示されているボタンをクリックしてブラシプリセットを保存します。

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 プリセットを更新したい場合も似たようなフロー(パラメータ変更→「プリセットを上書き」をクリック)ですが、右側の領域の左側のボタンで現在のアイコンを呼び出しておいてからプリセットを上書きしないとアイコンが消えてしますので気をつけましょう。

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動画チュートリアルではブラシにパターンを設定してディザリングブラシを作ること、ドット絵の編集につかえる選択部分移動ツールなどの説明があります。