Kritaアニメーションべータ:自動フレーム追加モードについての話(描き足していくアニメにピッタリ)
前回の記事ではスキップした自動フレーム追加モードについて説明します。前のフレームの内容をベースにしたい場合にぴったりのモードです。
前回のアニメーション機能説明はこちら:
自動フレーム追加モード
アニメーションドッキングパネルの、オニオンスキンの右側のボタンが、自動フレーム追加モードのオンオフです。
デフォルトでは自動フレーム追加モードはオンになっています。
これがオンになっていると、空のフレームでキャンバスに描画すると、自動的に新しいキーフレームが作成されます。(ただし、この自動フレーム追加モードが有効なのは、既に1つはキーフレームが設定されたレイヤーのみです)
具体的に言えば、以下のような感じです。
1.まず最初のキーフレームは手動で作成
2.フレーム3に移動
3.キャンバスに描画をすると自動的にフレーム3にキーフレームが追加される
4.フレーム6に移動(キャンバスはフレーム3の内容が表示されている)
5.ここでキャンバスに描き足すとフレーム6に新しいキーフレームが自動的に追加
というわけで、自動フレーム追加モードは「以前のレイヤー内容+描き足し」という形で、直前のフレームの内容を元にして新しいキーフレームを作成するのに向いています。
一方で、前回説明した「フレーム追加」はキャンバスをクリアした状態で描くのに向いています。
おまけ:自動フレーム追加モードでさっくり作ってみたマンダラ風アニメーションです。(GIFアニメへの変換はGimpを使っています。)