Kritaでぐるぐるお絵かきブログ

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Kritaのブラシ先端についてのメモ

まだ完全に理解していない部分もあるのですが、Kritaのブラシで使えるブラシ先端の形状についてのメモです。

ブラシの設定の編集は、ブラシツール(Bキー)の状態で、ツールバーの「ブラシ設定を編集」でブラシエディタを開いて行います。

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「ブラシ先端」のカテゴリでブラシ先端形状を編集できます。

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カテゴリーは大きく分けて3種類です。

  1. オート(円や四角のブラシをパラメータでコントロールする)
  2. 定義済み(登録された画像をブラシ形状として使用)
  3. テキスト(入力したテキストをブラシ形状として使用。パイプモードにするとブラシの軌跡にそってテキストを描くなどが可能)

ブラシ先端:オート

ブラシ形状の円と四角、周りのぼかし具合などを調整できます。

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パラメータの設定でどんな形ができるのかはKritaマニュアル(英語)に画像で説明があります。

Krita/Manual/BrushEngines/BrushTip - KDE UserBase Wiki

ブラシ先端:定義済み

「定義済み」のタブからアクセスできます。

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元々用意されている画像の一覧はこちら:

Krita Predefined Brushes - ref sheetwhite-heron.deviantart.com

リストの下側の4つのボタンで新しい先端画像の追加と、定義済みの画像の削除が可能です。

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一番左側がファイル(PNGSVGGimpのブラシ.gbrと.gih、Photoshopの.abr )からのブラシ先端画像の読み込みです。

その次が定義済み先端画像の削除ボタンです。

3番目は、今開いているKritaドキュメント(選択範囲がある場合は選択範囲内のみ)をブラシ先端画像として登録するボタンです。

最後の4番目はクリップボードの中身をブラシ先端画像として登録するボタンです。

ブラシ先端には白黒のものも、カラー画像も登録できます。

カラー画像の場合は、そのままカラー情報を使用するか(ブラシ設定色を無視)、それともグレースケールとして使用するか(ブラシ設定色を反映)を「色をマスクとして使用」のチェックで切り替えられます。

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好きなブラシ形状を選んで、サイズや間隔、透明度と筆圧の関係などを調整して好みのブラシができたら、プリセットに新しい名前を入力して、右側の領域にアイコンを描いて、「プリセットに保存」、をクリックしてブラシプリセットを保存しましょう!

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