Kickstarterラストスパート！(＆MacOSX日本語環境でのバグ対応中の話)
Kritaの今年のKickstarterもあと4日！3.0リリースの勢いで目標の30000ユーロを超え、現在ストレッチゴール達成のためのラストスパート中です。個人的にはPythonスクリプティング機能をリクエストできるようになる「+10000ユーロ」に到達してほしいところです。(Kickstarter本体以外にもPaypalと銀行振り込み分もあるとはいえ、まだ達成できるかわからない…)
Kritaの開発体制についてですが、公式サイトの開発資金の記事に資金の使い方の話があるように、資金に余裕ができればまずはKritaプロジェクトのメンテナのboud(Boudewijn Rempt)さんがフルタイムになる可能性があります。現状、お金を投入する(Kickstarter、寄付、カスタム機能開発依頼、サポート契約など)ほど開発者＋開発時間が増えるという面があります。(ボランティアで開発やドキュメント、サポートなどに無償で自分でできることで貢献しているメンバーも当然多数いるわけですが)
なお、KickstarterのUpdateのニュースにも出ていますが、boudさんに、日本語環境のMacOSXだけで起こる起動時のクラッシュバグの調査をしてもらいました。Qtの既知の不具合(MacOSXが日本語環境だとバンドルパスの取得に失敗する)が原因だったようで、回避策がおそらく次回のビルドに入るはずです。
Kickstarterは、トピックに上がっている機能についてだけではなく、常にKritaに開発者がいて対応できる状態を維持するためにも必須です。なので、Kritaを使って気に入った人、Kritaのビジョンに共感した人は、是非一緒に参加してほしいと思っています。
