ペッパー&キャロット、フランスのグレナ社からコミックとして出版予定!
Kritaを使って製作されているオープンソースコミックのペッパー&キャロットが、9月にフランスのグレナ社からコミックとして出版されます!
グレナ社はコミック・バンドデシネ(日本の漫画の翻訳含む)を出版している大手の出版社です。グレナ社のプロジェクトマネージャのNicolas Forsansさんがペッパー&キャロットのことを8か月前に知ってから社内で提案し、グレナ社のカタログに加えられることになりました。1冊目はエピソード1から11まで収録で、1万部を予定。ハードカバー、80ページで9.99ユーロ。
出版から直接Davidさんがお金を受け取るわけではない(だから定価がお買い得)とのことですが、グレナ社はDavidさんをPatreonを通じて支援しています。(会社スポンサー枠)
出版されるコミックはCC-BYの元ソースに対する派生物(グレナ社がタイトルアートやフォントを追加、出版に適した形に調整したもの)としてグレナ社のプロプライエタリ作品になります。なお、グレナ社はフランス語版のセリフと吹き出しの校正データをCC-BYでリリースして元プロジェクトに還元する予定とのことです。
なお、Davidさんは印刷の色調整もPhotoshopは使わずにLinuxとKritaとArgyllCMSで行ったとか。