Kritaでぐるぐるお絵かきブログ

オープンソースペイントソフトKritaのニュースや使い方情報、海外チュートリアルの翻訳など。

Krita3.2.1リリース&Windows向け機能実験ビルド(Angle&Windows Ink)リリース

Kritaの最新の安定版3.2.0とそのバグ修正リリースの3.2.1がリリースされています。3.2.0では不必要な部分を消すスマートパッチなど新機能も追加されています。

Krita 3.2.1 リリース! | Krita

3.2機能紹介動画:

www.youtube.com

  • 変形ツールでのピボット移動(ALT)
  • アウトライン選択ツールでCTRLホールドでモード切り替え
  • 新ブラシ追加
  • 不必要な部分を消去するスマートパッチツール

また、4.0のアルファ版ではWindows向けの機能実験ビルドが出ています。

Angle and Windows Ink – a new test version of Krita for Windows | Krita

このビルドではWindowsOpenGLドライバによる不安定さを回避するために、ANGLE(OpenGLDirectX実装)のサポートを追加しています。

またWinTabに加えてWindows Inkのサポートも実験追加されています。これはSurfaceなどのn-trigペン向けのサポートです。

実験段階ですが、Windowsでの動作がより安定する方向にテストして進んでいけばと思います。

オープンソースコミック ペッパー&キャロット、エピソード23はランプの魔神登場!?

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David Revoyさんのオープンソースコミック「ペッパー&キャロット」!最新話は魔法コンテストの後のお話。サフランの成功をうらやむキャロットのところに魔法のランプが都合よく落ちてきて…?

www.peppercarrot.com

最近のKrita(3.2ベータ2と、Krita財団とオランダ税当局トラブル)

このブログより公式サイトの翻訳を優先していたらひさしぶりの投稿になってしまいました。ここ最近の動向のざっとしたまとめです。

Kritaは次の安定版リリース3.2のベータ版の第2版が公開されています。次は3.2リリースや、4.0プリアルファのWindowsでもPythonが使える開発中ビルドが予定されています。

Krita 3.2.0: ベータ第2版公開 | Krita

一方でKrita財団とオランダ税当局でのトラブルについて公表されました。新しい支援会社も増え、緊急対応資金は集まってなんとか危機は乗り越えたようですが…

Krita財団の危機 | Krita

Krita 財団: 状況アップデート | Krita

Kritaは誰でも使えるように無料でオープンソフトとして開発していますが、安定した開発を続けるためにメンテナや開発者はフルタイムで雇用しています。資金は寄付や開発ファンドで賄われています。(そして世界中のボランティア開発者や支援者が追加開発、フォーラム等での返答、ドキュメント整備、翻訳などを手弁当で貢献しています)

Kritaを支えるのはユーザなので、引き続きできる範囲で貢献していきたいところです。

 

ペッパー&キャロットのモーションコミックアニメーション、ソースファイル公開!Blenderのシーンファイル、テクスチャ、音など全部入り!

先日公開されたMorevnaProjectによるペッパー&キャロットのモーションコミックアニメーションのソースファイルが公開されました!Blenderのシーンファイルやテクスチャに音楽や声などを含んでいます!使い方についてはまた別途説明投稿があるとのことです。

Pepper & Carrot Episode 6: Sources released! - Morevna Project

ライセンスはCreative Commons Attribution-ShareAlike 4.0です!コミックだけではなくてこのアニメーションもオープンソース

アニメーションはこちら:

www.youtube.com

David Revoyさんのウェブコミックメイキング最新版:「エピソード22 投票システムのメイキング」その3 ベタ塗り、陰影色塗り、最終調整

David Revoyさんのウェブコミックメイキング翻訳その3です。いよいよ色塗りと仕上げです!

その2:

sp-cute.hatenablog.comその1:

sp-cute.hatenablog.com

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Krita4.0プレアルファ公開されています&Windowsストア版の話(追記:Steam版の話)

Krita4.0のプレアルファ版の公開が開始されています。

krita.org残念ながらPythonスクリプト機能はWindows版にはパッケージされていないのですが、ベクターレイヤー機能をSVG対応に置き換えるメジャーバージョンアップ版の4.0の最初のプレアルファが公開されました!

以前紹介したInpaint(修復)ツールも搭載されています。画像の余計なものを自動削除できます。

sp-cute.hatenablog.com

また、右クリックで表示されるポップアップパレットもさらに機能追加されました。外側の円でキャンバスの回転ができるようになりました。画像のズーム変更や左右反転も可能になっています。タブレットだけでの作業がさらにはかどりそうです!

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メモになりますが、KritaのWindowsストア版の開始もスタートしています。公式サイトほど頻繁に更新は来ていないようですが、ストアアプリとして署名されているおかげでWindowsがファイルを読み込む際のスキャンをスキップできるようで、起動速度が早くなっているようです。

6/18追記:公式サイトでもWindowsストア版の配信についてアナウンスが出ました。マイクロソフトからオファーがあったことから実現。パッケージング方法が違うだけで中身は同一です。なお、ストアで買うことで自動アップデートできて便利なだけではなく、Kritaプロジェクトへの金銭的支援が可能です。資金に関しては直接寄付するほうが効率はいいですが、プロジェクト継続のための助けになります。

なおSteam版に関してのニュースも同じ記事に出ています。これからトレーニングビデオもSteamに追加予定でSteamのKrita GeminiのLifetimeパッケージ購入者はトレーニングビデオにもアクセスできるようになります。

Krita3を新しいプロダクトとしてSteamで配信する準備をしています。こちらはWindowsストア版と同一価格で、同様に自動アップデートなどで便利でかつ、プロジェクトの金銭的支援をするものになります。

タブレットインタフェースのGeminiのアップデートは止まっていますが、新しいバージョンにアップデートするための開発資金が来る可能性があります。ただ、GeminiでのアプローチはQt5とQtQuick2では不可能であることがわかっているため、実現するとしても新しい、違うものになりそう、とのことです。

David Revoyさんのウェブコミックメイキング最新版:「エピソード22 投票システムのメイキング」その2 スキャンと翻訳向け準備、G'micを使った色塗り準備

David Revoyさんのウェブコミックメイキング翻訳その2です。その1で作ったアナログ絵のスキャンから色塗り準備までの話です。

その1はこちら:

sp-cute.hatenablog.com

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