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Krita1分チュートリアル:オートセーブ機能と、無題ドキュメントのリカバリーについて

Kritaにはオートセーブの設定があります。

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Autosave everyのチェックボックスにチェックが入っていればオートセーブがオンで、指定した間隔でオートセーブが作成されます。

一度名前を指定して保存したファイルの場合、ファイルと同じフォルダに.ファイル名.kra-autosave.kraという名前でオートセーブファイルが作成されます。クラッシュした時にこのオートセーブファイルがあると、オートセーブを開くかどうかのダイアログが表示されます。

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まだ保存していない無題のファイルの場合は、Windowsでは%TEMP%フォルダにオートセーブファイル(.krita-<数字>-document_0-autosave.kra)が保存されます。(Linux環境では、おそらくHOMEの位置)

この無題ファイルの場合、クラッシュ後に再起動してもオートセーブを開くかのダイアログは表示されません。ただ、%TEMP%フォルダのオートセーブファイルを手動で開いてリカバリーは可能です。.kraで検索して日付に心当たりがあるものを開いてみましょう。

(2015/5/26追記:2.9.4.6リリースでオートセーブダイアログがWindowsで表示されない問題の修正が入りました。)