Krita2.9ベータ2じゃないけど開発途中ビルドリリース
クリスマスシーズンのお祝い(?)ということで、「ベータ2ではないけどいろいろ修正が入ってる」というふれこみの新しいビルドがリリースされています。
Marley was dead: to begin with. There is no doubt whatever about that. | Krita
ざっくりと修正リストです。
- 様々なメモリ周りの問題の修正、マルチスレッド問題とAMDグラフィックカードでの問題の一部修正
- Kritaを画像フォーマット変換に使うためのコマンドラインオプションの追加。例:krita bla.png –export –export-filename bla.jpg
- Hairy brushがbristle brushに名前変更
- A4以外のケースで起こっていた、出力したPDFの向きが常にポートレートになる問題の修正
- フィルタダイアログの大きいサムネイルの削除
- グループの最後のノード(レイヤーもしくはマスク)を削除した時にフィルタでクラッシュする問題の削除
- 画像を最初にロード、もしくは作成した時のデフォルトツールを、再びフリーハンドブラシに設定
- 全選択が戻ってきた
- Tabモード時のキャプションが正しく保持される
- レイヤー統合時のクラッシュの修正
- 回転するブラシのアウトラインプレビューを修正
- ピクセル以外の単位でキャンバスサイズを指定した時の問題の修正
- HDRイメージをOpenColorIOをアクティブにして読み込んでいる場合、各サブウィンドウごどに露出とガンマを設定可能に
- タブレット関係の様々な修正。n-trigデバイスでの問題も修正
- カラースマッジブラシの周辺が暗くなる問題の修正
- サブウィンドウ間のレイヤーのドラッグアンドドロップが可能に
- ウェブブラウザからドラッグアンドドロップが可能
- ドッキングパネルのロックステータスが正しく保存されるように(ただしWindowsではツールボックスがある一定以上狭くならないバグが発生中)
- ブラシエディタのprecision設定のクリンナップ
- G'Micプラグインの更新。LinuxではColorize[interactive]も動作可能。(補足:Windowsではまだクラッシュします…でも、あと一歩!)
- イメージを閉じてからOpenGL設定を変えて、別のイメージを開くとクラッシュする問題の修正
- カラースマッジツールプリセットの更新
- タブレット使用時にブラシエンジンの複製で起きるクラッシュの修正
- バンドルからのブラシプリセットの読み込みを修正