Kritaのパフォーマンス、OpenGL設定まわりの話
以前にもパフォーマンスの記事は書いた(Kritaって重いの? - Kritaでぐるぐるお絵かきブログ)のですが、Krita掲示板で見た情報をあらためてメモしておきます。
PC(とおそらく搭載しているGPU)によっては、OpenGLがオフになっている方が動作が速いケースもあるようです。
また、テクスチャバッファのオンオフと、拡大縮小モードのフィルタ設定を一番重い「高品質フィルタリングから」変更することが効果があるケースもあるようです。
ということで、OpenGLまわりだと以下のあたりの設定を変えてパフォーマンスをチェックするのがよさそうです。
- OpenGL設定をオン・オフして動作チェック
- テクスチャバッファをオン・オフして動作チェック
- 拡大縮小モードを一番重い「高品質フィルタリング」以外にする
あとパフォーマンスに関わる内容としては、メモリ使用設定、スワップファイル設定があります。メモリ上限とスワップファイルの合計以上のメモリを使うとKritaがフリーズすることになるので、もし大きなキャンバス、多数のレイヤーでフリーズしているということがあれば設定を変えてみるのもよさそうです。(2.9.6では画面下部に使用メモリ量表示が追加されました)
また、スワップファイルはSSDに置くことで高速化が期待できます。
Internal Pool(キャンバス向け内部メモリプール)とSwap Undo After(メモリ上に持つUndo容量)は大きくすればいいというものではないので上級者向けの設定とのことです。