Krita一分チュートリアル:指先ツールの代わりはSmudge系プリセット。毛羽立ったものを描くにはsmudge_block_tiltがいいかも?
Kritaでは、「消しゴムツール」「指先ツール」といった他のプログラムでは独立した「ツール」扱いの機能が、ブラシプリセット内に取り込まれています。
指先ツールのようにぼかしたい場合は、Smudge系のプリセットを使います。
癖がないのがSmudge_softです。名前の通りソフトな感じに色をのばせます。混色もやりやすいです。
毛羽立ったようなタッチを出したい場合は、Smudge_block_tiltの方が向いているようです。
Smudge系の他のプリセットはテクスチャ・質感が出る感じです。
なお、Mix系のプリセットも下の色を拾った混色、色伸びができますが、Mix系の場合はブラシに設定された色も混ざってしまうので、「指先でのばす」というより「色のついたブラシでのばす」という感じになります。用途によって使い分けましょう。
おまけ:Kritaの消しゴムツール系の機能リスト
- eraser系プリセットを使う
- eキーで使用中のブラシを消しゴムモードに切り替えて消去(もう一度eキーで通常描画に戻る)
- タブレットペンの頭で消しゴムプリセットに自動切り替え(2.9の新しい機能)